プレス加工の稼働率向上

IoT事例 プレス加工の稼働率向上

連続稼働しているプレス加工機械は、様々な要因で停止します。停止をいち早く知って処置しなければなりません。信号灯の色で分かりますが、広い工場内のすべての機械には目が届きません。また、実際に何個の部品を加工したか、サイクルタイムは何秒か、人間が測るのは手間もかかり精度も低いという問題がありました。そこで、信号灯の色やプレス機の動きをデジタル化して収集することで、機械の停止をスマホで即時に知って対処したり、サイクルタイムを計って材料の供給方法を変えたり、蓄積した稼働データを分析して改善箇所を調べてカイゼンの工夫を積み重ねて稼働率を大きく向上させています。

IT Japan Award 2017 特別賞受賞旭鉄工の記事